格安スマホとは?基本情報を解説
格安スマホの定義と仕組み
格安スマホとは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)以外の通信サービスを利用できるスマートフォンのことです。主に、**MVNO(仮想移動体通信事業者)**が提供する格安SIMを挿して使うのが一般的です。
MVNOとMNOの違い
スマホの通信事業者には2種類あります。
種類 | 事業者の特徴 | 代表的なサービス |
---|---|---|
MNO(移動体通信事業者) | 自社で通信回線(基地局)を持っている | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル |
MVNO(仮想移動体通信事業者) | MNOから回線を借りてサービスを提供 | mineo、IIJmio、LINEモバイル など |
MVNOはMNOの回線を間借りして運営しているため、設備投資のコストが抑えられ、その分ユーザーに安い料金で提供できるのが特徴です。
なぜ格安スマホは安いのか?
格安スマホが安く利用できる理由はいくつかあります。
-
店舗を持たない、または少ない
- 大手キャリアは全国にショップを構えていますが、MVNOは基本的にオンライン販売が中心。
- これにより、店舗運営のコストを削減。
-
回線のレンタル方式
- MVNOは自社で通信設備を持たず、MNOから回線を借りて運営するため、大規模なインフラ投資が不要。
- その分、月額料金を安くできる。
-
広告費を抑えている
- 大手キャリアのように大規模なCMや宣伝をせず、口コミやネット広告を中心に集客しているため、コスト削減につながる。
-
シンプルな料金プラン
- MNOは多くのオプションを含めた料金プランを提供するが、MVNOは基本的にデータ通信と通話のシンプルなプラン。
- 必要な分だけ選べるため、無駄なコストを省ける。
これらの理由により、格安スマホの料金は大手キャリアよりも30~50%ほど安くなることが一般的です。
格安スマホのメリット・デメリット
格安スマホのメリット
格安スマホは、特に通信費を抑えたい人にとって魅力的な選択肢です。ここでは、大手キャリアと比較した際のメリットを詳しく解説します。
1. 月額料金が安い
格安スマホの最大のメリットは、月額料金が圧倒的に安いことです。以下の比較表をご覧ください。
キャリア | 月額料金(5GBプラン) | 月額料金(20GBプラン) |
---|---|---|
ドコモ(ahamo) | 2,970円 | 2,970円 |
au(povo) | 990円(1GB) | 2,700円 |
ソフトバンク(LINEMO) | 990円(3GB) | 2,728円 |
格安SIM(mineo, IIJmio など) | 990円~1,500円 | 1,980円~2,500円 |
格安SIMでは、月1,000円台で利用できるプランも多く、スマホの維持費を抑えたい人には最適です。
2. 必要なデータ量に合わせて選べる
大手キャリアのプランは、固定されたデータ容量が多いですが、格安スマホは細かくプランを選べるのが特徴です。
例えば、IIJmioでは「2GB / 4GB / 8GB / 15GB / 20GB」などの細かいプラン設定があり、自分の使用量に合わせて無駄なく選べます。
3. 端末の選択肢が広い
格安スマホは、SIMフリー端末を自由に選んで使えるのも大きなメリットです。
例えば、以下のような使い方が可能です。
- AppleストアでSIMフリーのiPhoneを購入し、格安SIMで運用
- 中古スマホを購入し、コストをさらに抑える
- 海外製のスマホ(XiaomiやOPPOなど)を格安で入手して使う
大手キャリアのような端末の縛りがないため、自由度が高いのが魅力です。
格安スマホのデメリット
一方で、格安スマホにはいくつかのデメリットもあります。特に通信環境やサポート面での違いに注意が必要です。
1. 通信速度が遅くなることがある
格安スマホはMNO(大手キャリア)から回線を借りて運用しているため、以下のような時間帯に速度が遅くなることがあります。
- 朝の通勤時間帯(7:00~9:00)
- 昼休み(12:00~13:00)
- 夕方の帰宅時間帯(18:00~20:00)
特に動画視聴やオンラインゲームをよくする人は、回線速度の安定性を考慮する必要があります。
2. キャリアメールが使えない場合がある
大手キャリアのメール(@docomo.ne.jp, @ezweb.ne.jp, @softbank.ne.jp など)は、格安スマホに乗り換えると利用できなくなることが多いです。
代わりに、GmailやYahoo!メールを利用するのが一般的ですが、キャリアメールが必要なサービスを利用している場合は注意が必要です。
3. 店舗サポートが少ない
大手キャリアは全国にショップがあり、対面でのサポートを受けられますが、格安スマホは基本的にオンラインサポートが中心です。
- mineoやUQモバイルなど、一部のMVNOは店舗を持っていますが、対応エリアが限られている
- 設定やトラブル対応は、基本的に自分で調べて対応する必要がある
初心者には少しハードルが高い部分かもしれませんが、最近ではチャットサポートや電話サポートも充実してきています。
デメリットを回避するための対策
格安スマホのデメリットを最小限に抑える方法もあります。
デメリット | 対策 |
---|---|
通信速度が遅い | サブブランド(UQモバイル, ワイモバイル)を選ぶ / 通信速度が安定したMVNOを選ぶ |
キャリアメールが使えない | GmailやYahoo!メールを利用する / キャリアメールが必要なサービスを確認 |
店舗サポートが少ない | オンラインサポートが充実しているMVNOを選ぶ / 設定方法を事前に確認 |
このように、自分の使い方に合った格安スマホを選ぶことで、デメリットを最小限に抑えることができます。
格安スマホの選び方
格安スマホを選ぶ際に重要なのは、自分の使い方に合ったプランや端末を選ぶことです。ここでは、料金プラン・通信速度・端末の選び方を詳しく解説します。
料金プランの選び方
格安スマホの料金プランは、主にデータ容量と通話のオプションで決まります。自分の使い方に合ったプランを選びましょう。
データ容量別の選び方
データ容量 | おすすめの使い方 | 料金相場(MVNO) |
---|---|---|
1GB以下 | 通話中心、LINEなどの軽い通信のみ | 500円~1,000円 |
3GB~5GB | SNSやWeb閲覧が中心 | 990円~1,500円 |
10GB~15GB | 動画視聴をする人向け | 1,800円~2,500円 |
20GB以上 | テレワークやゲームも楽しみたい人向け | 2,500円~3,500円 |
✔ ポイント
- Wi-Fi環境があるなら、3GB~5GBでも十分な場合が多い
- 外出先で動画を見る人は、10GB以上のプランが安心
通話オプションの有無
格安スマホは無料通話が含まれていないことが多いため、通話が多い人はオプションを検討しましょう。
オプション | 特徴 | 料金相場 |
---|---|---|
かけ放題(無制限) | 何回でも通話し放題 | 1,500円~2,000円 |
10分かけ放題 | 1回10分までの通話が無料 | 700円~1,000円 |
専用アプリで通話料半額 | Rakuten Link、mineoのLaLa Callなど | 無料(アプリ経由) |
✔ ポイント
- LINE通話やZoomなどの通話アプリを活用すれば、通話オプションなしでもOK
- 仕事や長電話が多い人は「かけ放題」プランを選ぶのがベスト
通信速度とエリアの確認
格安スマホの通信速度は、回線を借りているMNOによって異なります。事前に確認しておきましょう。
主要MVNOの通信速度比較(2025年最新)
MVNO | 平均ダウンロード速度(Mbps) | 速度が遅くなる時間帯 |
---|---|---|
UQモバイル | 50Mbps前後(安定) | ほぼなし |
ワイモバイル | 40Mbps前後(安定) | ほぼなし |
mineo | 15Mbps前後 | 昼12時台に遅くなる |
IIJmio | 20Mbps前後 | 昼12時台に遅くなる |
楽天モバイル | 20~30Mbps | 地域による |
✔ ポイント
- 通信速度を重視するなら「UQモバイル」や「ワイモバイル」がおすすめ(大手キャリアのサブブランド)
- 昼12時~13時の通信速度が気になる人は、速度が安定しているMVNOを選ぶ
- 地方では楽天モバイルが使えないエリアもあるので注意
SIMフリー端末とセット販売の違い
格安スマホを契約する際に、「SIMフリー端末を自分で用意する」か「セット販売の端末を購入する」かを選ぶことになります。
SIMフリー端末を自分で用意する場合
✔ メリット
- AppleストアやAmazonなどで自由に端末を選べる
- 中古スマホを使えばさらに節約できる
- 海外製のコスパの良い端末(XiaomiやOPPOなど)も使える
✔ デメリット
- 動作確認済み端末をチェックする必要がある(公式サイトで確認)
- APN設定(ネットワーク設定)を自分で行う必要がある
セット販売の端末を購入する場合
✔ メリット
- 動作確認済みなので安心
- APN設定が不要で、SIMを入れるだけで使える
- 分割払いが可能(一括払いが厳しい人におすすめ)
✔ デメリット
- 端末の種類が限られる
- SIMフリー版よりも若干割高になることがある
こんな人にはこれがおすすめ!
利用スタイル | おすすめの格安スマホプラン |
---|---|
とにかく安くしたい | mineo、IIJmioの3GBプラン(990円前後) |
通信速度が安定している方が良い | UQモバイル、ワイモバイル |
電話をよくかける | かけ放題オプション付きプラン |
ゲームや動画を楽しみたい | 20GB以上のプラン(ahamoやpovoも検討) |
✔ ポイント
- 自分が何にスマホを使うのかを明確にして選ぶことが大切
- 料金だけでなく、通信速度やサポート面も考慮して決めるのがベスト
格安スマホのおすすめランキング【2025年版】
格安スマホは種類が多く、どれを選べばいいか迷うことが多いです。ここでは、コスパ重視・初心者向け・ゲーム&動画向け の3つのカテゴリーに分けて、おすすめ機種をランキング形式で紹介します。
コスパ重視のおすすめ機種TOP3
「なるべく安く、でも快適に使いたい!」という人向けに、価格と性能のバランスが良い機種を紹介します。
順位 | 機種名 | 価格(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
🥇 1位 | Xiaomi Redmi Note 12 | 約25,000円 | 高性能・コスパ最強・バッテリー持ちが良い |
🥈 2位 | OPPO Reno7 A | 約35,000円 | 防水・おサイフケータイ対応・バランスが良い |
🥉 3位 | Motorola moto g53y 5G | 約20,000円 | 5G対応・大画面・バッテリー長持ち |
✔ ポイント
- Xiaomi Redmi Note 12は 2万円台で90Hzディスプレイ&大容量バッテリー を搭載し、コスパ抜群。
- OPPO Reno7 Aは おサイフケータイや防水機能付き で、日常使いに最適。
- Motorola moto g53y 5Gは 格安で5G通信を楽しめる機種。
初心者向けのおすすめ機種TOP3
「初めて格安スマホを使う」「スマホに詳しくない」という人向けに、使いやすさ重視の機種を紹介します。
順位 | 機種名 | 価格(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
🥇 1位 | Google Pixel 6a | 約45,000円 | シンプルな操作・カメラ性能◎・長期アップデート対応 |
🥈 2位 | AQUOS wish3 | 約30,000円 | シンプルUI・防水防塵・初心者向け |
🥉 3位 | iPhone SE(第3世代) | 約60,000円 | iOS初心者向け・コンパクト・長く使える |
✔ ポイント
- Google Pixel 6aは 操作がシンプルで長く使える ため、初めての格安スマホに最適。
- AQUOS wish3は 耐久性があり、お年寄りやスマホ初心者にもおすすめ。
- iPhone SE(第3世代)は 「iPhoneがいいけど、安く使いたい」人向けのエントリーモデル。
ゲーム・動画視聴に適した機種TOP3
「YouTubeやNetflixをよく見る」「スマホゲームを快適に遊びたい」という人向けに、高性能で画面がきれいな機種を紹介します。
順位 | 機種名 | 価格(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
🥇 1位 | Nothing Phone (2) | 約80,000円 | 120Hzディスプレイ・ゲーミング性能◎ |
🥈 2位 | Samsung Galaxy A54 5G | 約60,000円 | 有機ELディスプレイ・バッテリー持ち◎ |
🥉 3位 | POCO F5 Pro | 約70,000円 | ハイパフォーマンス・冷却機能搭載 |
✔ ポイント
- Nothing Phone (2)は 高リフレッシュレート(120Hz)でゲームもサクサク動く。
- Galaxy A54 5Gは 有機ELディスプレイ搭載で動画視聴に最適。
- POCO F5 Proは ハイスペックなのに比較的安価なゲーミングスマホ。
自分に合った格安スマホの選び方
スタイル | おすすめの機種 |
---|---|
とにかく安く抑えたい | Xiaomi Redmi Note 12, moto g53y 5G |
初心者向けのシンプルな機種が欲しい | Google Pixel 6a, AQUOS wish3 |
ゲーム・動画を快適に楽しみたい | Nothing Phone (2), POCO F5 Pro |
おサイフケータイや防水機能が欲しい | OPPO Reno7 A, Galaxy A54 5G |
iPhoneがいいけど安く使いたい | iPhone SE(第3世代) |
✔ ポイント
- 用途に合わせて最適な機種を選ぶことが大切!
- 格安SIMとセットで購入すると、さらに安くなる場合もあるのでチェックしてみよう。
主要MVNO・サブブランドの比較
格安スマホを選ぶ際には、どの通信会社(MVNOやサブブランド)を利用するかが重要です。ここでは、主要なMVNOとサブブランドを比較し、それぞれの特徴やメリットを解説します。
MVNO(格安SIM)の特徴と比較
MVNO(仮想移動体通信事業者)は、大手キャリア(MNO)から回線を借りてサービスを提供する通信会社のことを指します。MVNOの主な特徴は以下の通りです。
✔ MVNOのメリット
- 料金が安い(月額500円~3,000円程度)
- 多彩なプランが選べる(低容量~大容量まで幅広い)
- SIMフリー端末で自由に利用できる
✔ MVNOのデメリット
- 通信速度が遅くなる時間帯がある(特に昼12時~13時)
- 実店舗が少なく、サポートがオンライン中心
主要MVNOの比較(2025年最新)
MVNO | 回線(MNO) | 3GBプラン料金 | 速度の安定性 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
IIJmio | ドコモ・au | 990円 | 普通 | データシェア可能、eSIM対応 |
mineo | ドコモ・au・ソフトバンク | 990円 | やや遅め(昼に注意) | フリータンク(余ったデータを分け合える) |
OCNモバイルONE | ドコモ | 900円 | 比較的安定 | 格安スマホのセット販売が豊富 |
楽天モバイル | 楽天・au | 0円(1GBまで) | 地域による | 無制限プランあり(3,278円) |
日本通信SIM | ドコモ | 1,390円(6GB) | 比較的安定 | 通話重視プランが豊富 |
✔ 選び方のポイント
- 通信速度を重視するなら「IIJmio」「OCNモバイルONE」がおすすめ
- 料金重視なら「mineo」や「日本通信SIM」
- 楽天モバイルはエリア次第で爆安&無制限プランあり
サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)との違い
サブブランドとは、大手キャリア(MNO)が直接運営する**「格安SIMの中でも通信速度が安定している」**ブランドのことです。代表的なものは以下の2つ。
サブブランド | 運営キャリア | 料金(3GB) | 速度の安定性 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
UQモバイル | au | 1,628円 | ◎(安定) | au回線、店舗サポートあり |
ワイモバイル | ソフトバンク | 2,178円 | ◎(安定) | ソフトバンク回線、家族割あり |
✔ サブブランドのメリット
- 通信速度が安定している(昼12時台でも遅くならない)
- 大手キャリアのショップでサポートが受けられる
- キャリアメール(@uqmobile.jp など)が使える
✔ サブブランドのデメリット
- MVNOより料金が少し高め(3GBプランで1,500円以上)
- プランの自由度が低い(MVNOのように細かく選べない)
✔ MVNOとサブブランドのどちらを選ぶべき?
- とにかく料金を安くしたい → MVNO(mineo、IIJmioなど)
- 昼や夕方も通信速度を安定させたい → サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
- 大手キャリアの店舗サポートを受けたい → サブブランド
格安スマホを使うならどの回線がおすすめ?
MVNO・サブブランドを選ぶ際は、自分が普段使うエリアでどの回線が最適かをチェックするのが重要です。
回線 | 向いている人 | 主なMVNO・サブブランド |
---|---|---|
ドコモ回線 | エリア重視、どこでも繋がる安心感が欲しい人 | IIJmio、OCNモバイルONE、日本通信SIM |
au回線 | 安定した通信速度を求める人 | UQモバイル、mineo、IIJmio |
ソフトバンク回線 | 家族割やセット割を使いたい人 | ワイモバイル、mineo |
楽天回線 | データ無制限を安く使いたい人 | 楽天モバイル |
✔ ポイント
- 「ドコモ回線」は全国的に安定していてMVNOが豊富
- 「au回線」はUQモバイルが強く、MVNOでも比較的速度が安定
- 「ソフトバンク回線」はワイモバイルが人気、MVNOは少なめ
- 「楽天回線」はエリアに問題がなければ最安級&データ無制限
結論:どの通信会社を選ぶべき?
利用スタイル | おすすめの通信会社 |
---|---|
料金をとにかく安くしたい | mineo、IIJmio、日本通信SIM |
通信速度が安定している方がいい | UQモバイル、ワイモバイル |
データ無制限で使いたい | 楽天モバイル |
家族でまとめて契約したい | ワイモバイル(家族割あり) |
通話をたくさんする | 日本通信SIM(通話オプション豊富) |
✔ ポイント
- 料金を抑えつつ、それぞれの特徴を活かした選び方をするのがベスト
- 速度が気になるなら「サブブランド」、コスト重視なら「MVNO」がおすすめ
- 楽天モバイルはデータ無制限だが、エリア次第なので要チェック
まとめ:格安スマホはどんな人におすすめ?
格安スマホは、毎月の通信費を抑えつつ、自分に合った使い方ができるのが最大の魅力です。しかし、大手キャリアと比べて通信速度やサポート面で違いがあるため、向き・不向きがあります。
格安スマホが向いている人
以下のような人には、格安スマホがおすすめです。
✔ 毎月のスマホ代をとにかく安くしたい
- 格安SIMなら 月額1,000円以下のプラン も選べる
- 通話が少なく、データ通信が中心の人 なら最適
✔ Wi-Fi環境が整っていて、外でのデータ通信は少ない
- 自宅や職場にWi-Fiがあるなら、3GB程度のプランで十分
- 動画やゲームをWi-Fiで楽しめば、通信量を抑えられる
✔ スマホを自分で設定できる or 調べるのが苦にならない
- APN設定やSIMカードの入れ替えなど、多少の手間がかかる
- とはいえ、最近は設定ガイドが充実しており、初心者でも問題なく使える
✔ キャリアメールを使わない人(GmailやYahoo!メールでOKな人)
- 格安SIMでは @docomo.ne.jp や @ezweb.ne.jp などのキャリアメールが使えない
- GmailやYahoo!メールを普段から使っている人なら問題なし
✔ 通信速度の変動を気にしない or 昼間の速度低下が気にならない
- 格安SIMは昼12時台などに 通信が遅くなることがある
- 速度が安定した「UQモバイル」「ワイモバイル」なら快適
格安スマホが向いていない人(大手キャリアの方が良い人)
逆に、以下のような人は、大手キャリアの方が快適に使える可能性があります。
❌ 昼や夕方の混雑時間帯も高速通信を使いたい人
- 格安SIMは 12時台・18時台に通信速度が落ちることがある
- 安定した速度が必要なら UQモバイルやワイモバイル がおすすめ
❌ ショップのサポートを頻繁に受けたい人
- 格安SIMは基本的に オンラインサポート中心
- スマホの設定を店舗でやってもらいたい人は ドコモ・au・ソフトバンク の方が向いている
❌ キャリアメールが必要な人
- 一部のサービス(銀行、会員サイトなど)はキャリアメールを求めることがある
- UQモバイルやワイモバイルならキャリアメールが使える
❌ データ無制限で使いたい人(Wi-Fiなしで大量に使う)
- 格安SIMはデータ容量の制限があることが多い
- 楽天モバイルならデータ無制限プラン(3,278円)がある が、エリアによる制限がある
格安スマホの賢い活用方法
格安スマホを上手に活用するためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
✔ 「料金」と「通信速度」のバランスを考える
- 料金を抑えたいなら MVNO(IIJmio、mineo など)
- 通信速度を重視するなら UQモバイル・ワイモバイル
✔ Wi-Fi環境を活用し、最適なデータプランを選ぶ
- Wi-Fiがあれば、3GB~5GBプランでも十分
- 自宅にWi-Fiがない場合は、20GB以上のプランが安心
✔ 通話が多い人は「かけ放題オプション」を利用する
- 格安SIMは通話料が高くなりがち
- 10分かけ放題 or 無制限かけ放題オプションを活用するとお得
結論:格安スマホは「賢く使えば最強」!
格安スマホは、「コストを抑えつつ、自分に合ったスマホの使い方をしたい人」 にとって、最適な選択肢です。
スタイル | おすすめの選択肢 |
---|---|
とにかく安く使いたい | IIJmio、mineo、OCNモバイルONE |
通信速度が安定している方がいい | UQモバイル、ワイモバイル |
データ無制限で使いたい | 楽天モバイル |
iPhoneを安く使いたい | iPhone SE(第3世代)+ 格安SIM |
通話をたくさんする | 日本通信SIM(かけ放題プランあり) |
✔ スマホ料金を節約したいなら、格安SIMは非常におすすめ!
✔ ただし、通信速度やサポート面のデメリットも理解した上で選ぼう!